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第43回 知って得する不動産の方位と家相
〜方位・家相の良し悪しで人生が作用されます〜 <平成18年8月5日(土)>
一級建築士 適正鑑定士協会・易学鑑定士 野間 三輪子

人の運命には二様あり、一つを天運、もう一つを人運といいます。
天運とは、祖父母両親により血族的に遺伝された条件によって生涯影響される運命のことで、四柱推命学などのことをいいます。また、人運とは、自己のあり方によって環境的条件から生ずるもののことで、六壬神課天文易学または九星方象学・気学・自分の寝食する住居の状態・仕事をする場所の状態・移動による環境変化から影響される事象以上の事柄を「地相、家相、方位事象」としてみていきます。

1 方位・家相の予備知識

(1)易学
・西洋 → 占星術
・東洋 → 陰陽五行学(四柱推命学、気学、九星方象学、姓名学、他)

易学とは中国からきたもので、「陰」と「陽」(「月」と「太陽」)、「木・火・土・金・水」(日月火水木金土)など、私たちの身近で使われているものが多くあります。3500年もの歴史があり、日本では明治時代に易学に関する本が出版され、広く一般に知れ渡るようになりました。

(2)気学
木星を中心とするものです。木星は太陽の周りを地球と反対方向に回っており、それをもとに作られたのが「方位吉凶図」で、南北が反対に描かれています。これらの図をもとに、自分が必要とするエネルギーが、いつ、どの方向へ行くと取り入れられるかをみます。そのエネルギーを得ることで健康が維持できたり、仕事がうまくいく、家庭が円満に営まれるのです。

・陰:「静の気学」ー家相学 家に居ながら土地や家からエネルギーを得る
・陽:「陽の気学」ー方位学 引っ越しなど、自らが動くことでエネルギーを得る

(3)九つの星・八つの方位

(4)一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星


2 方位〜凶方

(1)五黄殺・暗剣殺・歳破・月破・本命殺・本命的殺
五黄殺は方位の中で一番怖いとされる方角。その向かいにある暗剣殺は、誰にとっても悪い方角とされています。自分にとっていい方角に家を建てようと思えば、プラスのエネルギーが充満しているため、いい工務店が集まったり、いい人が入居してくれます。また、歳破、月破などの方角は商売にいい方角とされます。

(2)年
時間的に長い事象に使われます。
例えば、移転、開店、普請、就職、入学など

(3)月
一年間の間のこと。早く現れることです。
例えば、移転、開店、普請、就職、入学、旅行、入院、習い事など



3 家相

(1)地相
地相とは土地の相のことです。自然の摂理に合ったものが理想とされ、北・西には高い土地、東・南には低い土地がいいとされてきました。

 北:玄武 高い山・北からの寒い風を防ぐ
 南:朱雀 南に低く開けている土地、太陽の気をいっぱいに浴びる
 東:青龍 東から東南へかけて低く開けている土地。大きな川が流れている
 西:白虎 西が高地で道が北西から南西に通じている

これらを四神相応の地として大吉相と言われてきた中国では、街をつくるときに、北側に山がないためにわざと壁や山のような高いものをつくることがあります。

(2)家の形
家相において、「張り」(家の中で飛び出しているところ)と「欠け」(家の中で引っ込んでいるところ)はとても重要な意味を持ちます。
・「張り」:空気が多く、強く渦をまく。吉方に張っているとプラスの気を受け、凶方に張っているとマイナスの気を受けます。
・「欠け」:空気の動きが止まり、よどむ。一番悪いのは空気の流通がない家です。南北には必ず空気を通すすようにしましょう。

(3)空気の流通と太陽エネルギーをどう受けるか
一番悪いのは空気の流通のない家です。空気がよどんでしまって、新陳代謝のない家が一番悪いとされています。

(4)八の方位のもつ意味
【東:三碧木星】
  長男。若い人、夜明けの場、芽を出す。雷、振動、やかましい、騒がしい
  色:緑・木星  親星は水星・黒か紫
【南:九紫火星】
  ものごとが明らかになる、派手になる、光り輝く、名声、発明、明るい、頭、顔
  色:赤・火星  親星は木星・緑
【西:七赤金星】
  少女。女性、悦楽、収穫、秋になり充実し一年の悦びの気が満ちる、穏やか
  色:白・金星  親星は土星・黄か茶色
【北:一白水星】
  水は地中にしみこみ見えなくなる、秘密、隠す、交わり、妊娠
  色:黒・水星  親星は金星・黄か茶色
【東北:八白土星】
  少年。山は動かず、新旧交代、後継者。縁者からの援助、不動産、貯蓄心
  [表鬼門] 色:黄か茶色・土星  親星は火星・赤
【東南:四緑木星】
  風。遠くまで運ぶ、春に出た芽が美しい木となる、交際、商売、縁
  色:緑・木星  親星は水星・黒か紫
【南西:二黒土星】
  主婦。大地、万物を養い育てる、こつこつ働く勤勉、努力、縁の下、消化器
  [裏鬼門]  色:黄か茶色・土星  親星は火星・赤
【北西:六白金星】
  主人。君主、帝王、完全、権威、強大、支配、成功、乾蔵、金運、ためる
  色:白・金星  親星は土星・黄か茶色
【中心:五黄土星】
  宅神を踏まない、階段は凶、良い気は出ない
  色:黄か茶色・土星  親星は火星・赤

(5)三大方位
・玄関
毎日その家に住む人が開け閉めをしますので、玄関が持つ気をそのたびに浴び、影響を強く受ける大切な要素をもつ場所です。玄関の最大の吉方が六白(戌亥)と四緑(辰巳)となり、表鬼門と言われる八白(丑寅)や裏鬼門と言われる二黒(未申)の方角は凶となります。

・トイレ
南北、東西を結ぶ線上を正中線と呼び、トイレはこの線上にあるのを嫌い凶となります。北東(家の内常に不祥を来し、家運衰える)、南東(人との交際、縁組みに支障を来し、困難に陥る)、南西(老女に障りあり、病難、不幸を生じる)、北西(主人に障りあり、金銭上の苦労が多くなる)も凶となります。

・台所
火と水を使う関係上、火、水ともに相性の良い方位が吉方とされています。三碧(東)、四緑(南東)がそれにあたります。