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第11回 税務調査なんて怖くない!
平成15年12月6日(土) 大野会計事務所・税理士 大野 修

1.税務調査の流れ

  1. 準備調査(調査先の選定)
  2. 実地調査(任意調査)
  3. 反面調査(裏付調査)
  4. 銀行調査
  5. 修正申告の提出または申告是認
2.税務調査のポイント

個人所得税調査のポイント
  1. 収入除外はないか
  2. 私的な支出を経費として計上していないか
  3. 同業種平均の所得率を重んじる
  4. 架空人件費の計上はないか、交際費のうち私的な支払いはないか
  5. 消耗品費などの経費科目で資産として計上すべきものはないか。棚卸計上もれはないか
3.税務調査に関する質問ベスト10

  1. どんな会社(個人)が税務調査の対象とされているのですか
  2. 「赤字会社(個人)に対しては、税務調査がない」というのは本当ですか
  3. 調査は何年に一回するのですか
  4. 調査日数はどれくらいですか
  5. 調査時の心構えを教えてください
  6. 4〜6月までの調査は短期間で終了するって本当ですか
  7. 脱税に時効はあるのですか
  8. いくら脱税すれば査察(マル査)の調査を受けるのですか
  9. どういった場合に通知なしの抜き打ち調査があるのですか
  10. 抜き打ち調査のとき、「忙しい」といって調査を断ることができるのですか
4.不動産賃貸業に対する税務調査の傾向とその対策

  1. 各部屋ごとの収入計上推移より未計上の期間がないか
  2. 敷金の返還不要分(いわゆる敷引き)の処理は正当か
  3. 経費のうち事業と関係のないものが含まれていないか
  4. 修繕費用支出のうち資本的支出に該当するものはないか
  5. 賃料の支払いで紛争がある場合(調停や裁判)、収益の計上が適正になされているか
  6. 新築貸家住宅の割増償却の処理は正しいか
  7. 資産として計上すべき保険料部分を全額経費として計上していないか
  8. 消費税の大口還付を受けている者(法人)については、事業開始1年目の申告直後であっても調査を実施する場合が多い
5.あまり知られていない簡単な節税方法

  1. 第4期の未払固定資産税も必要経費に計上できる
  2. 付属設備の償却は低率法がトク
  3. 短期(1年以内)の前払い費用
  4. 海外への慰安旅行
  5. 非常勤役員に対する報酬の年俸払い
    ※主な建物の耐用年数と償却率
    ※主な建物付属設備の耐用年数と償却率
6.申告漏れ事例

  1. 火災保険(生命保険)の満期受取金の収入除外ほか
  2. 架空人件費の計上
  3. 私的な支出を交際費として計上
7.良い税理士・悪い税理士

●良い税理士
  • コンサルティングは基本業務のうち
  • 節税第一
  • 巡回指導に熱心
  • ときには苦言も呈す
  • 人脈が広い
などなど…

●悪い税理士
  • 記帳業務がメイン
  • なるべく電話ですます
  • 顧客の要求は何でものむ
  • 詳しい説明はしない
  • 威張っている
  • 経験と勘が頼り
などなど…

【MINI講座】

現状回復の紛争事例

敷金(保証金)の返還をめぐる法律問題-最近の紛争事例を中心として-

  1. 敷金(保証金)の変換をめぐる紛争の種類は
  2. 現状回復の範囲をめぐる紛争
  3. 現状回復義務の範囲に関する特約にめぐる紛争
    -自然損耗についても賃借人に現状回復義務を課する特約-
  4. 敷引き特約をめぐる紛争
などをご紹介していきます。