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平成15年6月7日(土) 比石益二建築設計室 一級建築士 比石 益二
1.プランニングから竣工まで
住まいができあがるまで、どのような工程があるのかご存じでしょうか。
・【構想】 一緒に住まい方を考えましょう
設計作業への第一歩を踏み出す段階です。まずはじめに業務委託契約を結び、委託され、受託したという関係を確認しあいます。住まい手はいままで暖めてきた住まいへの想いを整理し、できるだけ多くの正しい情報を建築家に伝えるようにしまうす。そして建築家は、伝えられた情報を敷地状況や予算など総合的に判断してひとつの住宅をイメージしていきます。
・【基本設計】 住まいへの想いがいよいよ形になります
当初のイメージを習性したり、より確かなものにしていったりする大事な段階です。間取り、空間構成、外観、構造方式、仕上げ材料など、ここで「設計」の大枠が決まってしまうと言っても過言ではありません。
・【実施設計】 設計図面の作成はこれからが本番
これから2〜3ヶ月かけ、多くの人々の協力を得て、たくさんの設計図を書きます。言葉にたよらずにその理想を正確に施行業者に伝えるためには、基本設計図の他にまだまだたくさんの図面が必要なのです。
・【工事契約】 工事契約を結びましょう
作成された設計図書をもとしにて、施工者から工事見積書をとり、設計内容に合った見積もりになっているかを検討します。建築家からのアドバイスを受けて最終的に設計内容にふさわしい施工者を決定し、契約を結びます。
・【監理】 さあ、工事がはじまります
工事を通じて私たち建築家が関わることで、工事に携わる人たちが設計意図を正しく理解し、より「住まい」への内容を深めてもらえると考えています。
・【竣工後】 これからもよろしく
満足のいく住まいができたでしょうか。ここまでくるのに、建築家や工務店の人たちとも気心が知れ合って、すっかり親しい間柄になったことと思います。建物の引き渡しを受けたあとも、施工者といい関係を保ち続けていくことはとても大切です。
2.設計会社・ゼネコン選びの重要性
よりよい建物を手に入れるためには、どういったことに注意しなければならないのでしょうか。それは、企画力であったり、予算であったり、優れた設計者を選ぶことです。さらに、設計までの要求を十分に満たしてくれる業者を選ぶことが重要です。
その業者の選定方法には、随意契約方式、見積もり合わせ方式、入札方式があるのですが、建設業界が提出してくる見積もりがどのように作成されているのかご存じでしょうか。
工事費の中には事業主から見えない不透明なものがあり、これは重層請負構造によって経費が上乗せされ不思議な見積書に発展しているのです。さらに談合体質が根強く残っていることも認識しておきましょう。
3.こんなにある!! 成功例・失敗例
建物ができるまでの、さまざまな成功例と失敗例をご紹介します。
4.大切な資産価値を保つために
せっかく手に入れた建物でも、メンテナンス、いわゆる維持修繕を怠ることで寿命を縮めることになりかねません。経年、劣化した建物を末永く維持管理していくには、建物の弱点の追求と克服の仕方や、技術・生活様式の変化の予測と改良の方法、設備・環境・インテリアなどトータルに建物全体を把握する力量が問われます。 結果、ホームドクターのように長くおつきあいのできる建築士が求められているのです。
参考資料
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